森のなかの標本室

不思議な標本を作るアートユニット「飴色団栗研究室」にまつわるちょっとしたおはなし

種、そして花

種花、という花がある。

タネハナ、ではなくシュカ、である。

研究室の試験管の中でしこたま培養されている。

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画像の中で、根元が黒っぽい種になっているものがそれである。

葉もなく、根も出さず、種からスッと茎と花だけが伸びるが故に「種花」。

 

「根も葉もない」という表現があるが、なんの根拠もないという事象は、案外可憐なものなのかもしれない。

 

色々な花が咲いているが、品種違いというわけではない。どうやら、芽吹く時の条件で花の形が変わるようなのだ。

 

その条件が今やっとわかり始めたところなのだが、その詳細はまだ秘密にさせてほしい。