森のなかの標本室

不思議な標本を作るアートユニット「飴色団栗研究室」にまつわるちょっとしたおはなし

お茶の時間2

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左「コーヒー?」

右「うん、コーヒーかな」

左「私はアイスレモンティーにする。暑い」

右「あ、僕もそれがいいかも」

左「博士は何にします?紅茶キノコ以外で」

博「窓の前にエノコログサが群生しているのだが、お茶にできると思うかね」

右「エノコログサ?」

左「ねこじゃらしだよ、ねこじゃらし。博士もレモンティーでいいですね」

右「お茶にできるのかな」

左「ちゃんと干して、煎って、煮出せば悪くないかもしれない……あ、ちょっと!今から作る気ですか?」

博「行ってくる」

右「どんな味がするのかな」

左「ちょっと香ばしい素朴な草の味でしょう、たぶん」

右「あ、それレモンティー?」

左「そう。紅茶じゃなくて緑茶のレモンティー」

右「へぇ!美味しいの?」

左「思ったよりは合う。あと、見た目が爽やか」

右「確かに」

左「先に飲んでよう」

右「そうだね」