森のなかの標本室

不思議な標本を作るアートユニット「飴色団栗研究室」にまつわるちょっとしたおはなし

森の植物たち

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我々が採集に行っている「森」

 

世界の奥の森とか、近くて遠い森とか、他にも色々な呼び名があるが、まあそれは置いておいて。

 

飴団栗、種花、星豆、そういった変な植物がたくさん生えている森のことである。

 

──あなたはどうも、ここには変な植物しか生えていないと思っていないだろうか?

 

実はそうでもないのである。もちろん世界中全ての植物があるなんて大それたことはないが、シダだとか、ドクダミだとか、樫の木だとか、我々が見慣れた植物もわりと普通に自生している。

 

霧の谷の住人は水色と紫がまだらになった変な豆も食うが、カモミールティーだって飲むのである。

 

……ただ、これはうちの研究所にそれを専門とする者がいないため定かではないが、動物や虫の類は、どうにもへんなやつらしかいない可能性がある。その辺りはまたいずれ、詳細が分かったら何らかの手段でご報告しよう。