森のなかの標本室

不思議な標本を作るアートユニット「飴色団栗研究室」にまつわるちょっとしたおはなし

標本箱の種類─紙背景

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さて、今日は紙背景の標本箱について解説しよう。

 

たくさん並べるほど良い板背景の箱に対して、白い壁の部屋にぽんと一つ置いても負けない存在感を持つのが、紙張りの標本箱である。

 

箱の中の余白が美しく見えるため、シンプルで上品なレイアウトが可能である。

また飴団栗などの透明系の標本、茎の細い草の標本などと大変相性がよい。細部まで容易に観察できるので、学術標本としてはこのタイプが最も優秀と言えるだろう。

 

明るい部屋では高級感と品の良さが目立つが、反対に暗い部屋では青白く浮かび上がって不気味な存在感を放つ。

 

そんな箱である。

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