森のなかの標本室

不思議な標本を作るアートユニット「飴色団栗研究室」にまつわるちょっとしたおはなし

昼寝

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真夏の昼下がりのことであった。私と猫共用のクッションに猫が転がっていたので、なんとなく隣に寝転がってみた。猫はちょっと顔を上げると、当たり前の顔で私の二の腕を枕にして寝入ってしまった。

 

クーラーの効いた部屋。エアコンのリモコンは遥か遠く机の上。タオルケットがわりにそこらへんに脱ぎ捨ててある白衣を引き寄せようとしたが、手が届かない。

 

特にすることもないので、諦めて考えごとでもすることにした。

 

猫が目覚めの毛繕いついでに二の腕の皮膚をザリザリ舐める痛みで目が覚めた。猫の舌は犬のそれよりもかなりザラザラしている。紙ヤスリで磨かれるのと同じくらい痛い。

 

どうやら2時間あまり眠っていたようだ。クーラーは相変わらず部屋を27℃に冷やしている。

 

これは絶対に風邪をひいた。