森のなかの標本室

不思議な標本を作るアートユニット「飴色団栗研究室」にまつわるちょっとしたおはなし

番外編:展示感想─超絶技巧とアートブック

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ついこの前の土日を使って、週末雑貨屋【海福雑貨分室】さんへ作品の納品に行って来たのですが──ありったけのロマンが詰め込まれた素敵なお店ですが、そのご紹介はまたいずれ──せっかくなので東京で驚異の超絶技巧展(三井記念美術館)とアートブックフェア(THE TOKYO ART BOOK FAIR 2017)を見てきました。今日はそのレポートです。

 

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出来の良い手仕事の作品に「本当に手作り?」「機械で作ったみたい」という風な褒め言葉をかけているのをよく耳にしますが、極めれば機械を遥かに凌駕して人の手が頂点に立つ、というのがよくわかる展示でした。素人が拾ってきたものをスキャンして3Dプリンタで出力するだけでは決して作れない、精緻で美しいバランス感覚を堪能して頂きたいです。

 

図録もなかなか素敵な出来でしたが──これはどの展示にも言えることですが──やはり持ち帰って見返すと実物とは印象が違うものが多いです。もちろん写真は写真で独自の美しさがあるものですが、やはり両方見られるなら両方観ないと勿体ない。最近特に多いですが、写真OKの展示でも撮影に夢中にならず、きちんと自分の目で観たいものですね。

 

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研究室でもアートブックを作っているので、勉強も兼ねてイベントに行ってみました。書籍、紙、印刷、インクなんかを合言葉に、美しい品が勢揃いしています。うちのアートブックもこだわって作ったつもりでしたが、まだまだ出来ることがあると身にしみて分かりました。

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見回す度に新しいアイディアが湧き上がってくる楽しい空間でした。私としては、個人作家が出店しているZブースが圧倒的に面白かったと思います。

 

アートブックの方はもう終わってしまいましたが、超絶技巧の方はまだかなり会期が残っていますので、お近くの方も遠方の方も是非。