森のなかの標本室

不思議な標本を作るアートユニット「飴色団栗研究室」にまつわるちょっとしたおはなし

龍の鱗

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「龍菊石」は龍の皮の化石である。

この標本は特に鱗の形や質感がはっきり残っている。

 

産地は不明──というのも、これを買った店ではトレイの上に雑に転がして売られていたのでラベルもなかった上に、店主に聞くのも忘れていたのである。

 

鉱物屋には普通の石に紛れてこうした変なものも時々売られているが、意図的なものもそうでないものも「紛れて」いるものは自分でラベルを作るしかない。例えばミネラルショーのようなところにそういうものを探しに行く際は、メモ帳とペンを用意し、産地などの情報を出来るだけ仕入れておこう。

これは……と尋ねた際に店主がニヤリとしたら、それはおそらく「意図的に混ぜている方」の店なので、店名と店の場所、店主の名前を控えておくと良いだろう。