森のなかの標本室

不思議な標本を作るアートユニット「飴色団栗研究室」にまつわるちょっとしたおはなし

ドングリ

熱心に探さずともコロコロとそこら中に見つけることができる秋と違って、春の地面に美しいドングリを見出すのはなかなか難しい。

何かの拍子に潰れて朽ちてしまったり、ふやけてひび割れてしまったり、しっかりと落ち葉の下に隠れて芽吹きの時を待っていたり、あるいは動物に持ち去られたり。もちろん虫のゆりかごになっているものも多い。

 

そんな中で、先日幸運にも見つけることができたのが、この風変わりなドングリである。

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一見して艶々と美しい普通のドングリだが、良く見ると少し透けているのがお分かりだろうか。

一体なぜこのドングリはこんな風になったのか理由を探ろうにも、親と思われる木には実も残っていなければまだ葉もほとんど出ていない。

ひとまずこのドングリを研究室の名前から取って「飴色団栗」と呼ぶことにした。

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今年の秋は、このドングリの研究に費やされることだろう。