森のなかの標本室

不思議な標本を作るアートユニット「飴色団栗研究室」にまつわるちょっとしたおはなし。毎週金曜日夜9時ごろ更新。

本を書いています

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標本の作り方をまとめた本を作っています。

といっても出版ではなくて、自分で印刷して自分で販売するやつです。

 

植物を採集すること自体は簡単ですが、少しだけ本格的な知識を仕入れて出かけると、その楽しさと満足感は何倍にも増します。

 

公園で拾ったドングリに産地や日付、採集者のサインを書いたラベルを作る。いつも花だけ摘んで押し花にしていたスミレを、根から丁寧に掘り起こして作ってみる。掘り起こした花は、愛用の野冊(やさつ:植物を挟んでおくもの。新聞紙とベニヤ板で作れる)に挟む。ちょっとした知識と手間で、もう立派な研究者です。

 

そういう知識がまとめて手に入る、挿絵が豊富でデザインも美しい本を作れたらいいなと思い、半分は自分のために情報をまとめています。

画像は今描いている挿絵です。こういう絵をたくさん載せていこうと思います。

完成したら、ぜひ冒険のお供に使ってくださいね。

 

 

今週読んだ本:『ヴォイド・シェイパ森博嗣 

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図書館に行って、ふと目に止まった背表紙を引き抜いたら森博嗣さんだったので、外れはないだろうと思って中も見ずに借りてきた本です。この画像は文庫版ですが、ハードカバー版の表紙も綺麗ですよ。──最強の剣士に育てられた世間知らずの青年が、師の死を期に山を下り、一振りの刀を背に人里を旅する──という、少年漫画でも通じそうなシチュエーションながら、文体は透明感があって美しく、主人公の思考も哲学的というギャップが魅力的でした。続きも読んでみようと思います。